昨日から、広島のアート・アーチ・ひろしま2013と、瀬戸内国際芸術祭2013に行っていた。
広島は、広島現代美術館と広島県立美術館とひろしま美術館で、アートを通じて「平和」への思いを発信するという展覧会が同時開催されていた。
2ヵ所しか回れなかったが、美術館それぞれに個性がある充実した内容。展覧会自体がとても丁寧につくられていたと思った。感想はまとめて簡単に言えるものではないが、作家の向き合い方ひとつひとつに刺激をうけ、考えさせられるものだった。
瀬戸内は、都市と島にアーティストが集まり、作品を競っていた。
一番面白かったのは、島でやっている展覧会。中でも大竹伸朗の作品は、彼が現在宇和島を拠点にしているせいかあちこちにあり、量質ともに一番楽しめた。
その他では、犬島で見た若い作家の作品群。島自体が作品のようだった。
都市や直島などの作品は世界的に有名な作品だけに、それはそれなりに見応えがあったが、あまり新鮮に感じなかった。
天気もよすぎて、前に海を見ると、夏だった。